『愛さずにいられない/野口五郎』
2008 1/11 1:26
僕的レア・グルーヴ(27)
『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。
今日は『野口五郎』です。
『愛さずにいられない/野口五郎』(1973年)
作詞:阿久悠 作曲・編曲:馬飼野俊一
最高です。ギターソロで始まり、リフ、歯切れの良いペットとのユニゾンで『ダカダカダッタダダダッダ』とスネアを叩く、Aメロに入ると今度は『ドカダカダカダカ』と連打の16、裏ではワウギターがチャカポコやって、効果的にストリングスが『チャッチャチャラッチャー』、僕は何を言っているのでしょうか、ムーディー勝山か。とにかくすんばらしい。これまたこれを和製レア・グルーヴと言わずして何を和製レア・グルーヴと言うのか。チャラッチャ!!とか、チャッ・チャー!!とか。僕の好きなものしかありません。曲構成はAメロ・展開・サビ。ラスト『君を愛さずにいられない』を繰り返すんですがね、繰り返しながら3回も半音ずつ上がっていくんです。しかも最後のそこの部分などはためにためて。それまでも既にグイングゥインアゲアゲで盛り上がってるところに、これでもか、とたたみかけます。ものスゲー。とにかくドラムがまた凄い。スネアのロールを生かして叩いてるんです、常に、しかしながら録音のせいか、プロデューサーのセンスなのか、スネアがバスドラとほぼ同じ音色、ゆえに、なぜか常にドタドタ、『隙間なくドラムがなってる感』、が凄いのです、しかもバスドラの感じで。作詞作曲を担当のクリエイター陣も大御所どころですね。
いやぁ、ごめんなさい、って感じです。
『熱愛』
作詞:阿久悠 作曲・編曲:馬飼野俊一
物凄く悲しくピアノのアルペジオと共に始まりますが、予想通り展開の部分からドラムが同じく派手に、一気にサビでこれまたフィルに次ぐフィルイン、1番が終わるとこれまた死にたくなるくらい暗く悲しくもとに戻り、同じことの繰り返し。さらにまた『愛さずにいられない』同様、ラストサビを繰り返すところで半音上がり(転調)ます。しかし、しつこい?と思ったのか、この曲は1回で転調は終わります。けど、『愛さずにいられない』と同じくドラムはドタドタし捲くりです。
野口五郎
1956年・岐阜県生まれ。本名は佐藤靖。70年代は郷ひろみ、西城秀樹と『新御三家』と呼ばれトップアイドルでした。幼いころから数々の『ちびっこのど自慢』に出演し優勝。中学時代は既に『ハコバン』(キャバレーなどで演奏するバンド)のギタリストとして経験を積み、ギターの腕も相当なもの。兄は作曲家の佐藤寛、兄弟で作り上げたアルバムや曲もあり、それもかなり良いです。
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