『おばちゃん55歳ブーちゃんおデブちゃん先生』
2008 3/20 11:25
約12年ぶりに歯医者に行きました。
なぜそんなにも行かなかったか。それには多少の(考えようによっては大きな)理由があります。誇張なし、正直に事実のみを書きます。
24歳の頃です。親知らず上下2本、計4本しっかり生えてしまい、それの影響でその手前の奥歯が1本、痛くなりました。当時住んでいたアパートの後ろが開業医でして、近いから、という理由だけで訪ねて行くことにしました。
おばちゃん、55歳ぐらいでしょうか、大変に申し訳ないし申し上げにくいのですが、かなりのブーちゃん顔、勿論おデブちゃん、の先生が出てきました。で上記した通りの症状を話し、抜くのは嫌ではないので親知らずを抜いてくれ、と言いました。抜く前に手前の歯が痛いならその歯の神経を抜いちゃいましょう、と。向こうは専門、こっちは素人、まぁ仕方ないな、とその治療に従いました。が、全然痛みは取れません。それを告げても、おかしいなぁ、と言うばかりで、行く度にほじくられ、神経を抜かれました。全14回ぐらいでしょうか。
それでも前の歯の痛みは取れません、自分でもおかしいなぁ、と思うんです。神経抜いてるのにもかかわらず、なぜかしみるような痛さが取れません。痺れを切らした僕は、
『いいから親知らずを抜いてくれよ』
と、気持ち強めに言いました。すると、『あたしには無理です、大きな病院の歯科医師に紹介状を書きますので、そっちで・・・』と言われ、『だったらなぜそれを最初に言わないんだよ』と言ってしまいました。その時の『おばちゃん55歳ブーちゃんおデブちゃん先生』が、どんな顔をしたかはもはや記憶が薄いのですが、もう来ない、と言い、そこに行くのはやめました。
関係ないけどその家(歯医者)は犬を飼っていましてね、そこそこ大きめの犬でして、犬小屋が庭にありました。犬君は相当の長生きだったのかいつも元気がなく、毛の処理もされておらずボーボーでみすぼらしく、汚れていて、正直、犬君のビジュアルがその歯医者を物語っていました。今思い出してみると。
ちょこちょことなるべく長く治療し、いわゆるヤブ、というのはいるんだな、と実感しました。親戚に内科医が多いので、そんな医者はいない、と信じていた僕がバカでした。親戚の医者達はクソのつく真面目さ。確かに、疑問があったら従わずに、自分の意見をちゃんと言わなかった僕にも責任があるかもしれません。ま、しょっぱな抜いてくれ、とは言ってあるんですが。
次に引っ越した先で、別の歯医者に行きました。そこで以前の歯医者の話をしました。僕もバカで、開口1発目で『以前の歯医者がヤブ医者でして』と話し出してしまったら、『なんてこと言うんだ君は!!』と逆ギレ。同業者に対する、または、自分と同じ同業者をバカにされ、自分が言われたような気分にさせてしまったのでしょう。その美しい同業者魂は尊敬に値しますが、僕の治療をしていくうちに、『確かに、この治療は良くないかもしれないなぁ・・・神経を抜いた意味がないかもしれない』と。当時で35歳ぐらいの男性の歯医者でした。ただ、その医者が言うには、変な方向に生えていなければ、別に噛み合わせ的に問題なければ、親知らずを無理に抜く必要はない、と説明してくれました。そこではじめてそういうこともあるのか、と思いました。親知らずは生えてきたら全部抜くもんだと僕は思っていましたので。
僕は栃木出身でして東京の歯医者事情がよーわかりません。ネットなどの『どこの病院が良い』的な書き込みなども基本的に信用していません。やらせがあるかもしれないし。地元民しか分からない、評判とかって絶対あると思うんです。で、また、知らない歯医者に行って、そんな目に合うのはごめんなのです。
そんな流れで歯医者に行くのがとにかく嫌になり、こんなにも行かなかった訳なのです。
今までは住んでる場所が落ち着かなかったんですが(ここには長く住まないだろうな、と思って住んでいたので)、今住んでるところはしばらくいるつもりで住んでいます。たまたま、仕事でお世話になった方が超近くに住んでいまして。その方は子供の頃からの地元民。なので信用できるのです。良い歯医者を聞き、教えてもらいました。そんで行って来ました。流石に、何も文句はありません。受付で『昨日電話したもので○○と言いますが・・・』と言った瞬間、聞こえていたようで医者がじきじきに挨拶に来てくれました。説明もちゃんとしてくれて、インフォームドコンセントもバッチリ。
一つ分かったことは、ブスだから性格が良いとか、真面目そうに見える奴が真面目とは限らないとか、そういう至極当たり前のことを再確認しました。
それで思い出しましたが、『消えた年金問題の人柄基準』、あんなバカな話があるかっつーんだよバカタレ、納豆に激突してお前ら全員死んでしまえ、です。僕のビジュアルは一般的には印象、非常に良くないです。40にもなって腰まであるロン毛、サイケな柄シャツ、ベルボトムパンタロン。僕とその『おばちゃん55歳ブーちゃんおデブちゃん先生』が役所で並んだら、100人中100人が、絶対『おばちゃん55歳ブーちゃんおデブちゃん先生』の方が人柄が良い、と判断を下すことでしょう。
因みに家がアホみたいに厳しかった家庭で育った僕は、『あのドラマ、流行ったのいつ頃でしたっけねぇ~』の質問もほとんど答えることはできません。あのマニュアルを作ろうと最初に言った人と作った人、浅瀬に飛び込んで死んでみたまえ、です。
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