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2008年10月

『ゴンドラまかせ/高田恭子』

2008 10/31 22:23

僕的レア・グルーヴ(298)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

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今日は『高田恭子』です。ちゃんと聴くのは初めてです。

A面『ゴンドラまかせ/高田恭子』(1969)
作詞・作曲:浜口庫乃助 編曲:小谷充


Takadakyoko

これまた、何とも言えない雰囲気とアレンジで、昭和なラウンジ系レアなグルーヴィンです。

曲構成は、Aメロ×2+サビ。

基本4拍子のシャンシャカ・シャンシャカと刻むシェイカー、そのリズムに合わせたフォークギター、スネアの金具部分を『コッ・コ・コッ』っと叩くドラマー、ストリングスのとっても綺麗な広がるアレンジに加え、アコーディオン、鉄琴、ハープ、ラララーの女性コーラス。素敵過ぎです。

歌詞も良いです。サビが♪ゆらゆら ららら♪ですから。偶然にも、昨日取り上げた『風船/もとまろ』とアプローチは似ていて、女心をゴンドラに例えて恋のゆくへはゴンドラまかせにゆ~らゆら、と。しかもこの曲の方が、『風船/もとまろ』より先ですし。昭和とは、『影』・『Unhappy』などが一つのキー、と思っていました。間違えではないのでしょうけど、こういう能天気を絵に描いたようなイメージの曲も、結構あるんでしょうね。僕が知らないだけで。

とっても良かったです。

この曲はなかったので・・・。紅白での『みんな夢の中(1969)を。リズムが裏で素敵です。
http://jp.youtube.com/watch?v=-shWv6Zfrhw

B面『恋の灯り』
※クリエイター表記はA面と同じ。

激渋です。一転、それこそ影のある暗い曲でした。キーボード?エレピ?のコードとタンバリンが交互に裏で入ります。この2つがステキック。1歩間違うと演歌になりそうです。

テンポは遅い8。間奏のペット部分が渋過ぎです。サブちゃんの与作で入る効果音的打楽器、あぁ~これも楽器名が分からない・・・。木を叩く感じの。ガラァァーって音のするヤツです。その楽器が使われていて、古いイメージ倍増、でございます。

歌詞は短いです。曲構成は、Aメロ+展開+展開2+エンディング。1番があって間奏、展開2から最後までを繰り返して終わります。ドラマーがA面と同じくスネアの金具部分をコツコツ、なんですが、1ヶ所だけ、間奏の直前に(ン) カッ ツカ (ン) カッ (ン) カッ の16ファンキー&ソウルを刻みます。何だか嬉しかったです。

歌詞内容は、一人の夜は寂しい、と歌っています。

しかしとっても綺麗な人ですねぇ・・・。


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『風船/もとまろ』

2008 10/30 23:24

僕的レア・グルーヴ(297)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

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今日は『もとまろ』というトリオ?グループです。B面の方が僕には良かったので、B面から取り上げます。

B面『風船/もとまろ』(1972)
作詞:桐山幸子 作曲:奈良史樹 編曲:岸根孝雄



Motomaro

何とも言えない、ハッピーで雰囲気のある、昭和な、ラウンジな曲で凄く良かったです。

♪パパヤ パッパヤッパー♪だったり、展開では輪唱風だったり、ラストは♪ランラン♪だったりのコーラスもすばらしいです。メロディーも分かりやすく、スネアの金具部分をコツコツ叩く奏法、何て言うんですかね・・・。そのドラムアレンジや、鉄筋によるオープニング。比較的低音の出るペットって何て言う楽器名ですかね。すいません、分からないことだらけで。ホルンまで低くない感じの音色。縦笛も聴こえてきます。

この、良い意味で能天気な、ハッピーな感じ、最高。

無理やり分ければ、Aメロ+展開+エンディング+展開+Aメロ、という曲構成になるんでしょうけど、童謡に近い展開で、1番・2番・展開・3番。3分ちょいの短い曲です。

初めて聴くグループ名でしたが買って良かったです。メンバーは女性3人組で、当時青学と青学の短大に通っていた3人組。ジャケ裏にプロフィールが書かれてあり、中でも山田真珠美は、『すきなおとこ』という欄、おとこというおとこ全部、と書かれてあり、あぁら大変、でございます。

歌詞内容も、この時期の歌詞とは思えません。風船になりたいなぁ・・・風船だったらあの緑の深い森へ飛んでいけるだろう、という表現だけでも、グッと来ました。

A面と比較して、この曲の方が、全体的に新しい感じがしました。

A面『サルビアの花』
作詞:相沢靖子 作曲:早川よしお

フォークギター(ガットかも)のアルペジオ、バラが咲いた、かと思いきや。静かに始まります。Aメロの後ろを埋めるハープシコード風のエレピが良いですね。プロコルハルムっぽいです。

Aメロ+サビ、の曲構成。サビでの盛り上がりに一役かっているコーラスは、ハモリもバッチリですし迫力もあるんですが、気持時代を感じてしまいます。ここだけ聴くとザ・ピーナッツ?と思いました。


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『うわさのカム・トゥ・ハワイ/ザ・ナンバーワン・バンド』

2008 10/29 23:38

僕的レア・グルーヴ(296)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

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今日は僕の青春と共にある人、といっても過言ではない人、小林克也による多分企画バンド『ザ・ナンバーワン・バンド』です。

A面『うわさのカム・トゥ・ハワイ/ザ・ナンバーワン・バンド』(1981)

作詞:小林克也 作・編曲佐藤輝夫


Numberoneband

なぜ青春と共にあるのかといえば、中学時代、TVに噛り付いて毎週親に隠れて観ていた『ベストヒットUSA(1981年スタート)』の司会の人、だったからです。2003年に復活し今現在もやっていますが、1989年に一旦最終回を迎えるまでほぼ毎週欠かすことなく観て、まさに僕の青春と共にあった番組でした。しかし、『スネークマンショー』のメンバーである顔と、この番組で司会を担当している時の顔に、差があり過ぎて、少年心ながら、微妙な気持で観ていました。要はこのような音楽活動しているのに、来日ミュージシャンなどのインタビュー時には、自分もバンドやっている、とかは一切言わないし、おふざけ、もゼロ。今は分かりますけど当事は実に不思議なおじさんだ、と思って観ていました。

全くふざけた人です。この曲は確か当時何かのCMソングとして使われていた気がします。

スネークマンショーだけではこと足りなかったのでしょうかね(笑)。この曲はハワイの歴史を借りて、アメリカを、第二次世界大戦などの歴史を絡めつつ体の良い雰囲気でバカにした曲でして、それをラップにのせて歌っています。この時期既に、韻を踏みまくりっつーか最早ダジャレな歌詞は、確実に早かった、と思います。

ラップをいち早く取り入れた日本のミュージシャンは、僕の知る限り明らかにYMO周辺の方々でしょう。スネークマン絡みで勿論小林克也も繋がりがあったはず。まずはYMOがここでも以前取り上げたアルバム『BGM』収録曲、『ラップ現象』で(1981年・3月発売)にラップに挑戦しています。スネークマンショーでは、ファーストアルバム『SNAKEMAN SHOW(急いで口で吸え)』収録曲、『咲坂と桃内のごきげんいかが 1・2・3』(1981年、何月発売かは調べられず・・・)でラップに挑戦しています。

そんな訳でザ・ナンバーワン・バンドが無かったので、シングルにもなった『咲坂と桃内のごきげんいかがワン・ツゥ・スリー/スネークマンショー』を。すばらしいです。勿論アナログで見つけたら即買いをお勧めします。相場もそんなに高くないです。因みに僕はシングルでは持っていません。アルバムで買いました。
http://jp.youtube.com/watch?v=rZa6IHtxtCg


B面『ザ・ナンバーワン・バンドのテーマ』

※クリエイター表記はA面と同じ。

特にありません。

ジャケもふざけてますねぇ・・・。

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『東京バレエ/土屋昌巳』

2008 10/28 23:05

僕的レア・グルーヴ(295)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は昨日話に出た、『土屋昌巳』を取り上げます。

A面『東京バレエ/土屋昌巳』(1985)

作詞:竜真知子 作曲:土屋昌巳


Tuchiya

この人は、実に良い仕事をしているミュージシャンだと思います。

曲構成は、Aメロ×2+展開+サビ。何かを予感させる劇的な伴奏で始まり、タイトなベースとシンセとバスドラでリフを作りAメロを印象付け、展開でゴージャスにストリングスを施しここでまた聴く人に変化を植え付けハッとさせ、サビで一気に広がりを感じさせる・・・。間奏でのソプラノサックスが何とも言えない、雰囲気を作っています。しかもその間奏の場所を、2番の2回目にAメロの部分に持ってくるという・・・。完璧な展開です。名曲です。

歌詞内容は、君である女性の美しさを終始表現して終わる、だけなんですけどね(笑)。

この人は、そんな訳で、昨日も書いた通り、70年代は『バイ・バイ・セッション・バンド』で活躍し、78年に『一風堂』を結成、82年に『すみれSeptember Love』が大ヒット。イギリスのバンドで以前ここでも取り上げた『JAPAN』の、解散ライブツアー(1982年)にギタリストとして参加。それを気に『Duran Duran』の3人が85年に組んだユニット、『Arcadia』に参加。いわゆる日本のビジュアル系と呼ばれるバンド郡のルーツになったバンドとの交流を、僕世代のビジュアル系のバンドマンが見逃さず、一度もちゃんと聴いたことはないですがLUNA SEAのギタリスト『SUGIZO』、これまた一度もちゃんと聴いたことないですけど『GLAY』、などとも交流があります。90年代には、今度は僕がバッチリ大好きな『THE BLANKEY JET CITY』のプロデューサーとしても活躍。

PVです。
http://jp.youtube.com/watch?v=OkTBUfa43xw

B面『MANNEQUIN マヌカン』

※クリエイター表記はA面と同じ。

テクノな感じが最前面、なのは否めませんが面白い曲だと思います。また、アコーディオンを感じさせる音色のシンセが全編の隙間を埋めていて、どこかしらヨーロピアンな世界観を醸し出しています。

Aメロ×2+展開+サビ、の曲構成。変な泡?がプクポワ言う感じの効果音が意味不明で、変なマヌカン具合をこれまた醸し出しています。マヌカン君、ちょっと変、な感じの人いましたよ、確かに。最近はあまり見ませんが、あきらかに『モード』、って感じの独特な雰囲気あるじゃないですか。バブルの頃まではよく観ました、そういう店員さん。そんな良い意味での『変なモード感』が良く出ています。して、またしてもアルトなサックスの調べがステキック。

ジャケもシンプルで良いです。

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『クイズの賞金/りりィ』

2008 10/27 23:33

僕的レア・グルーヴ(294)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は『りりィ』です。

A面『クイズの賞金/りりィ』(1974)

作詞・作曲:りりィ 編曲:瀬尾一三


Ririy

トゥルルル トゥルッルルの女性コーラス、しっかり刻むシェイカーの音、ハイを8打つ間にスネア1回のリズム、コンガの流れ、いやぁ~、すばらしい雰囲気の曲でした。凄くアコースティックな雰囲気なんですが、とっても良い。ボーカルも、嫌味にならない程度の特徴がありバランスが良いです。

すばらしいソングライターじゃないですか。以前この人のファーストアルバム、『たまねぎ(1972』)をアナログにて、600円ぐらいで見つけたので買ってみました。ドラムがつのだ☆ひろ、全曲のアレンジが元ジャックスの木田高介。良かったのでコレも迷わず買ってみました。やはり良かったです。70年代、業界でも名うてのセッションバンドだった、『バイ・バイ・セッション・バンド』がバックを勤めています。僕の好きな土屋昌巳も参加していました。

曲構成は、Aメロ×2+展開+Aメロ。歌詞内容はどうやら、クイズの賞金の使い道?を勝手に決めるあなた、と取るのが妥当なところでしょうか。具体的にクイズについて一言もないところが良いです。

B面『沖縄にて』

※クリエイター表記はA面と同じ。

これも良かったです。曲構成は、Aメロ+展開+サビ。

エレキのコードや、ドラムが、気持ちエフェクトで割れ気味な音色にされていて、ゆったりした曲調とも合い、プリミティブ具合がすばらしい。凄く静かに始まって、最後ではじける展開も分かりやすいです。変に沖縄音階を使ったり、三線を使ったりではないところがコレまた良かったです。

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『あなたの勝ちだわ/朱里エイコ』

2008 10/26 23:03

僕的レア・グルーヴ(293)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

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今日は、ちょくちょく取り上げている『朱里エイコ』です。

A面『あなたの勝ちだわ/朱里エイコ』(1973)

作詞:山上路夫 作曲:いずみたく 編曲:穂口雄右


Syuri3

ドラムの連打とペットで軽快に始まり『トゥル トゥ トゥ』の女性コーラス、これまた伴奏の部分が既にソウルフルでした。

曲構成は、Aメロ+展開+Aメロ。展開直前のフルート、ペットとストリングスのアレンジ、どれを取っても完全にソウルでした。いやぁ~昭和って感じです。ちょっと力む歌い方、何て言うんですかね?サビでその歌い方になるんですが、それがよりソウル具合を強調しています。

歌詞内容は、恋に落ちたことを『あなたの勝ちだわ、私の負け』、と素直に『好きになっちゃったわ』ではなく、ビッチ・ガール感を表現しています。クリエイター陣をみても、聴かなくても良いだろうなぁ・・・が分かります。

B面『そんなのないわ』

作詞:岩谷時子 作曲:いずみたく 編曲:東海林修

ピアノのコードが気持良いです。コンガも雰囲気づくりに貢献。遅いテンポの4ビートですが、ペットアレンジとブレイクを生かした構成が、相当ソウル風味を出しています。う~ん、なんとも言えない感じです。気持ビッグバンド風ジャズな感じも漂います。もっと言うと、後の『キャンディー/原田真二』(1977)に、雰囲気がとっても似ています。この曲もいつか取り上げますが。

Aメロ×2+Aメロ(サビ)、の曲構成。

歌詞内容は、好きな人が浮気していて知りたくなかったなぁ・・・なんですけど、サビで、

『悲しい事実 ララ ラララ』

これはすばらしいですね。具体的には言わず、ラララで気持の全てを表現しているという。『♪人間なんてラララ ララララ~ラ♪バイ・吉田拓郎』、ですよ、ホントに。この曲の歌詞もすばらしいですけど。多分それにかけて作られた作詞なんじゃないかなぁ、と思います。

ジャケ写、完全にソウルですわぁ・・・。

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『「ヒゲ」のテーマ』

2008 10/25 22:20

僕的レア・グルーヴ(292)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

昨日に引き続きドリフものです。

A面『「ヒゲ」のテーマ』(1979)
プロデュース:志村けん 編曲:たかしまあきひこ
演奏:たかしまあきひこ&エレクトリック・シェーバーズ


Hige

プロローグ的なペットの後、ドラムの合図と共にあのベースラインは言うまでも無く、ギターのカッティングが気持ち良い、今聴いても最高にカッコ良いです。が、

ファンキー&ソウルな和製レア・グルーヴといえばコレ、『「ヒゲ」のテーマ』、と言うよりかは、元ネタである『Do ME/Teddy Pendergrass』(1979)と言っていいんじゃないでしょうか。と言うぐらいにほぼ原曲のまんまと言っていいでしょう。

いくら家が厳しい僕んちでも『8時だョ!全員集合』だけは見せてもらえました。よって毎週見ていました。このBGMが使われていた例のコントよりも、このBGMに痛く惹かれましてねぇ。。。当時録音できるラジカセがあったので、TVの音が出るちっちゃいスピーカーのところに、ラジカセ近づけてこのBGMを録音し、よく聴いていたのをハッキリ覚えています。それぐらいこのBGMは僕にとってツボでした。僕が小学校6年の時ですね。

当然、その頃は元ネタがあるなんて知りません。通っていた絵画教室の先生は、『志村けんは無類のソウルフリークで、あの曲は志村の作曲なんだ』と言っていて、しばらくそれを信じていました。とんでもない話ですね(笑)。

しかし、ソウルフリークなことは確か。憎めないですね。

と言うことで元ネタの音源を。
http://jp.youtube.com/watch?v=UytQOselSgE

B面『カラオケ いい湯だな』
作詞:永六輔 作曲:いずみたく 

取り立ててありません。


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『~8時だヨ!全員集合大特集 チョットだけヨ!全員集合/いかりや長介とザ・ドリフターズ』

2008 10/24 23:49

僕的レア・グルーヴ(291)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は、いつかやらねば・・・と思いつつ延び延びになってしまっていた『ザ・ドリフターズ』です。

A面『~8時だヨ!全員集合大特集 チョットだけヨ!全員集合/いかりや長介とザ・ドリフターズ』(1973)

作詞:上野冷児 曲:日本民謡 編曲:たかしまあきひこ


Dorifu1

まず『ヒゲのテーマ』の前にこれを。

『エンヤーコラヤット(A)』からの部分はお祭りっぽいリズムアレンジですけど、その後の『ハァードリフ見たさに(B)』からの部分のバック演奏は、そりゃもうこれ以上ないってぐらいにソウルでファンクですよ。特にベースなんかは、どうしょうもないぐらいに動き回りこれをファンキー&ソウルと言わずしてどうしましょうか。ベーシストは誰なんでしょうかね。演奏は『東芝レコーディング・オーケストラ』と書かれてあるので、この楽団のベーシストってことでしょうね。しかし、こういうレコード会社専属のミュージシャンの存在って貴重でした。今では考えられませんが、恐ろしく上手いです、『旨い』と言った方がいいです。今の人達も勿論上手いんでしょうけど。

しっかりあの『チョットだけヨ、あんたも好きねェ~(C)』、を聴けるのかと思いきや、上記したドリフのオープニングテーマのブレイク後、チョットだけヨ、が始まって、いかりやが止めに入り、またテーマの繰り返し。3分40秒の中に詰め込み過ぎ。以前どこかでも語りましたが、昔の作品は凄く詰まってますよね。できれば、チョットだけヨ、だけでゆっくり片面使って3分ぐらい聴きたかったし、片面全部使ってオープニングテーマ、特に(B)の部分を恐ろしく長く聴きたい、ここがとにかく凄かったです。

ってことで、曲構成はA+B+Cです。


B面『「にほんのうた」シリーズ"いい湯だな"より ドリフのビバノン音頭』

作詞:永六輔 替詩:上野冷児・松原雅彦 作曲:いずみたく 編曲:たかしまあきひこ


Dorifu1_2

例のエンディング、『ババンバ バン バン バン(アー ビバ ノンノン』です。途中、ドドタ ドドッタ のリズムになり、最近だとエドはるみ、元ネタのマイ・シャローナと同じリズムを和太鼓にて叩きながら、ネタに入ります。昔も今もこのリズムはネタに入り安いんでしょうね(笑)。

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『万華鏡/岩崎宏美』

2008 10/23 23:44

僕的レア・グルーヴ(290)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日でひとまず『岩崎宏美』は終了です。

A面『万華鏡/岩崎宏美』(1979)

作詞:三浦徳子 作・編曲:馬飼野康二


Iwasaki_7

出たぁ~、マンゲですよマン毛。これは散々学校でくれっちょ(同じクラスだった変態友達)が歌ってました。僕が小6の時ですね。

『ショー・ウィンドゥ マン毛!!!!! 鏡のよう ダカダッ ダカダッ』。

ダカダッ ダカダッ までが1セットです。当然、女子?の前でも堂々と、と言うか、あえて女子の前で、万華のところをマン毛とかけて大声で歌い捲くり、です。僕はコレまた、TVではあまり観てないんですけど、くれっちょがあまりにも何度も何度も歌うもんだから、僕も一緒になって歌って、覚えました。実はちゃんとTVで観たことはありません。しかしコレ、作詞の三浦徳子はこういうアホバカ小学生がこう歌うであろうことを考えなかったんでしょうか。または、それをも見越してあえてのこのタイトルと歌詞なのか・・・。個人的には『あえて』、であって欲しいものです。しかし『コ』でなくて良かった、『毛』で。毛なら堂々と歌いやすいですし。いや、個人的には『コ』で歌いたかったですけどって話がとっちらかってきました。

ピアノ?エレピ?キーボード?シンセ?による頭の上がっていく音階、とても良いです。

プロローグ+Aメロ×2+サビ+エピローグ、の曲構成。サビでのベースとペットアレンジは完全にファンク。間奏ではギターがボリュームを変えながらの奏法。最後のエピローグのところ、コーラスと岩崎宏美自身の声のコラージュ具合、すばらしい。

歌詞内容、大人の女が一人であるという孤独感を好きな異性に伝えたいけど上手く伝えられない、的な葛藤を感じます。

とにかくちゃんと聴いてみたら、すばらしい曲でした。クリエイターがここへ来て筒美京平から変わりましたねぇ。

残念ながらろくな音源を探せませんでした。勿論以前はあったんでしょうけど、消されてるんでしょうね。

B面『泣きながら目覚めて』

※クリエイター表記はA面と同じ。

かなり悲しく、暗く始まりますが、さすがに79年にもなるといわゆる『昭和』の持つ、出口無しなまでの暗さでは終わらないですね。おもちゃ箱ひっくり返したような闇鍋的な、来る80年代はもう、すぐそこです。

曲構成は、Aメロ×2+サビ。ドラムの連打と共にサビで一気に明るく、希望を見出せる曲調に変わります。しかも3拍子になります。

歌詞内容は、男とのいろいろな経験で大人になっていくわ・旅立つわ!!、と言った内容です。

ひとまず、岩崎宏美はこんなところで、また買ったら取り上げていきます。

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『南南西の風の中で/岩崎宏美』

2008 10/22 22:56

僕的レア・グルーヴ(289)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

『岩崎宏美』です。完全にB面の方が良かったので、B面から取り上げます。

B面『南南西の風の中で/岩崎宏美』(1978)
作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平


Iwasaki_6

もうド頭のエレピの伴奏の部分できました。エレピとストリングス、ペットも重なって、素敵な伴奏です。

とっても雰囲気の良いニューミュージックになっています。

曲構成は、Aメロ+展開+サビ。ハッキリとした変化はあえてあまりなく、センスのみで勝負しています。地味ですが非常に良い曲で、ここでもまた筒美京平のすばらしさを思い知らされる訳です。憎いのは、A面で『みんなが受け入れられるであろう、今時な感じ』、な曲調にしておき、B面は好きにやらしてね、というプロ職人根性なシングルであることが読み取れます。凄い人ですねぇ・・・しかし。流行に傾倒しやがって・・・と口うるさい通なファンをB面で黙らせるという寸法です。

Aメロの隙間を埋めるフルートや柔らかいギターのカッティング、サビでのペット、間奏でのシンセ、スライドと適度な細かさが光るベース。すばらしいです。

歌詞内容は、南の暖かい場所で既に出来上がったカップルの朝、を表現。具体性はあるのに主題のボヤけた感じが良いです。

キーは、ラストのゴージャスなストリングスによる旋律の繰り返し。

A面『シンデレラ・ハネムーン』
※B面とクリエイター表記は同じ。

ストリングスの後ろでピアノが細かくアルペジオ、劇的なリフ、歯切れの良い感じになったかと思えばAメロ、じゃないや、サビの部分から歌が始まります、頭がサビなので。やっぱりこれまたディスコでした。この曲ぐらいからリアルタイムで知っています。懐かしいなぁ・・・。

レコーディングのマスタリング具合からもかなり技術的に、単純に機材が進化したのが分かります。

曲構成は、サビ+展開+展開2+サビ。女性コーラス、ストリングス、カッティングのギター、雰囲気が当時流行ったアバとかノーランズとかジンギスカンとか、その辺の感じがします。流石の筒美京平先生も、モータウン・ソウルはもうニーズを考えたら古いってことだったんでしょうか。

後ろで鳴るコンガ、ペット。ま、どれをとってもディスコですよ。えぇ。

歌詞内容は、シンデレラにかけて時間を気にする二人の気持ちを、これまたボカしながら表現、です。

●凄い衣装です。これまでと違い、レコーディング音源の方がディスコ具合を感じます。
http://jp.youtube.com/watch?v=Az_1tTTl58g

しかしこのジャケは・・・ロリのはしり?しかし内容と全く合っていません(笑)。


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『ドリーム/岩崎宏美』

2008 10/21 23:09

僕的レア・グルーヴ(288)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日からまた『岩崎宏美』が少し続きます。今回もまた、すばらしかったです。

A面『ドリーム/岩崎宏美』(1976)

作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平


Iwasaki_5

ヤバイです。即買いです、そして明日ブラック系のDJをする予定がある方は是非これを回して下さい。ってなんでやねん。これまた筒美さん、ファンキー&ソウル&ディスコさ、炸裂です。

ド頭の伴奏、ストリングスと歯切れの良いペット・ベンベンっていう低音体の織り成すリフ・コンガ、一瞬『I Want You/Marvin Gaye』(1976)かと思ってしまいました。これだけでもカッコ良いです。

こりゃぁ、またまた良いんだろうなぁ、またまたディスコなんだろうなぁ、と思いつつ聴いてやっぱりそうでした。これまた完全に和製・レアグルーヴに認定です。

Aメロ+変形Aメロ+サビ。サビの直前にはベースがチョッパー。2番の後の間奏、きらびやかでソウルでディスコです。ギターは勿論カッティング。ペットのアレンジも完全にソウルでした。曲のラスト、ボーカルが抜けてからの伴奏でのベース、最高。『COBALT HOUR/荒井由実』、『Love Space/山下達郎』、辺りの細野晴臣もクリビツテンギョウなファンキー具合です。

歌詞内容は、届かぬ行き過ぎた思い、です。

ただでさえファンキー&ソウルなのに、物凄いことになっています。このベースとドラムのリズム体をお聴き下さい!!しびれます(表現が古いですね)。そこにのっかるギターのカッティング。最高です。そして生演奏最高。
http://jp.youtube.com/watch?v=f_JdgHCMXoY


B面『スイート・スポット』

※クリエイター表記はA面と同じ。

調子良い鍵盤が主を取り伴奏が始まります。

Aメロ×2+展開+サビ、の曲構成。Aメロでのベースはまさにファンク、サビでのミョンミョン鳴ってるシンセはまさに、何だろう、なんだ?何て言えばいいのか。どこかニューミュージック的、なんです。なぜか。2番後、ちょっとだけ入る間奏のストリングスが絶妙です。特に展開で聴けるメロが、ちょっと今までの筒美京平にはあまり聴かれなかった、何とも言えない雰囲気で、地味ながら、良かったです。

歌詞内容は、好きだった気持ちを見抜かれ、丁度良いタイミングでやさしさを見せられフラフラっと・・・な内容。なんか取りようによっては、ヤリ逃げばっかしてる男の歌詞みたいですね(笑)。

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『an Audio/篠原ともえ』

2008 10/20 21:48

僕的レア・グルーヴ(287)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は岩崎宏美を予定していましたが、ちょっと一休み。You tubeにて以前探した時にはなかった曲を発見。どう考えても僕的にはまさしく『名曲』なので、いつ消されるか分からないYT、よってUPされているうちに取り上げてしまおう、ということです。シノラーを馬鹿にしてはいけない、してない?あっ、すいません。

CDシングル『an Audio/篠原ともえ』(2000)

作詞:篠原ともえ 作曲:ミト 編曲:ホッピー神山


Shinohara

まず、歌詞にあまり反応しない、感動しない、僕が、この歌詞にはやられ、勿論メロにもやられた、僕にとっての名曲です。歌詞とメロの両方が良い曲、あまりないですよね。よってこの時点ですばらしい名曲、ということに僕の中ではなるんです。技術的にも何一つ難しいことはなく、それぞれが自分にできることを無理なくストレートに表現しただけの、至ってシンプルな作品。すばらしい。単純なことしかしていないんですけど、バシバシ伝わります。

それまでの、いわゆる『シノラー』としてのイメージを脱却した、大人の篠原ともえが聴けます。

なんだろう、なんなんだろう・・・この良さは。曲構成は、Aメロ+サビのシンプルな構成です。2番の後に展開が入り、サビの繰り返しというありがちな構成ではあります。しかし、歌詞の良さとメロの良さの上には、それ以外がどうであろうと、強いです。

作曲はクラムボンの中でも、唯一プリミティブな部分を理解しているように僕には思えるミト。調べたら国分寺出身、なるほどなぁ・・・と。僕も住んでいたことがありますが、あの辺り、西多摩地区はそういう文化的な雰囲気がしっかり根付いています。美大が集中しているせいか。ゆら帝なんて観たまんまビジュアルが『ザ・国分寺』。後に多摩美卒と知ってこれまたなるほど、と。しかし、この曲は一切その辺のプリミティブさは感じさせません。ここがまた逆に凄い。

編曲、アレンジ面もすばらしく、サビや間奏でのシンセサイザー・ベースが全然ファンクでもディスコでもない曲調なのに、かなりアクセントになっています。これがないと、谷山浩子の世界観に観られる、『かわいらしい子供向けな世界のみ』になってしまいます。懐かしいなぁ・・・ホッピー神山、たまぁにイカ天の審査員をしていました。

何と言っても本人作詞による歌詞。最高。難しい言葉なんてひとつも出てこないんですけど、この歌詞を作れるってことは、相当繊細な心の持ち主であることでしょう。アクセサリー68個ぐらい付けてギャーギャーやってても、やっぱりあんなんじゃない人、ということが一発で分かります。サビの歌詞、

『君のことが好きです これからもずっと 溢れる涙をやさしく ぬぐってください 髪をなでてください その大きな指で 言葉以外のやさしさで 守ってください』

だそうで・・・。泣けるわぁ・・・。おじさん、言葉以外のやさしさでも言葉でも守れるタイプの人間ではないから、余計にくるわぁ・・・。ジャンルは違いますけど、ブルーハーツをはじめ、ストレートで難しくない歌詞の曲は沢山あると思うんです。けど、僕はこの歌詞を越える歌詞になかなか2000年以降、出会っていません。

カップリング?C/Wって言うんですか。『Loop people』と『an Audio(RRRRRainbow mix)』と、全3曲なんですがね、取り上げた1曲目の『an Audio』が良過ぎて、かすんでしまいます。何とかmixってのはしかし、どうなんですかね。元を越えてると思える音源にほとんど会ったためしがないです。

PVです。
http://jp.youtube.com/watch?v=3aC9SQ4aXDw



このジャケ写が既に、シノラーではありません、『篠原ともえ』です、と言っています。


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『霧のめぐり逢い/岩崎宏美』

2008 10/20 0:21

僕的レア・グルーヴ(286)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

例により、今日も『岩崎宏美』です。そしてまた、倒れそうにディスコでソウルでした。

A面『霧のめぐり逢い/岩崎宏美』(1976)

作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平


Iwasaki_4

何だコレ?ってぐらいに最高でした。すばらしいです。渋いド頭ですねぇ・・・かなりカッコ良いです。完全に和製レア・グルーヴ、でした。

ハッとさせられる、ほとんどストリングスとバスドラのみの渋いド頭、最高・・・この伴奏だけでもかなりカッコ良いです。サビ+Aメロ×2+展開+サビ、の曲構成。サビとAメロでのベースアレンジ、隙間を埋めるAメロでのペットアレンジと女性コーラース、ポイントで入るコントラバスのアクセント。展開でのモータウンのスタジオミュージシャン達も顔負けな16のリズム体。変な掛け声の後、間奏部分のエフェクトバリッバリのギターソロ、最高。完璧です。ギターが、特にギターソロ嫌いの僕も脱帽。劇的に終わります。

それまでの、『ファンタジー』とか『センチメンタル』とか、簡単な英単語タイトル3連続が終わり『未来』に続く通算6枚目になるシングル。歌詞内容は、曲調の激渋さとは反して、『しあわせ』という言葉がキーになっています。

とにかく、完璧でした。見つけたら是非とも、お買い求め下さい。

やはり生演奏は最高、音源の倍ソウルでファンクです。
http://jp.youtube.com/watch?v=y1Xqxt59yBg


B面『感傷時代』

※クリエイター表記はA面と同じ。

正直に言います。僕は完全に『岩崎宏美なんて・・・』とバカにしていました。僕は間違えていました。岩崎宏美さん、そして製作に関わった当時のクリエイターのみなさん、僕は間違えていました、ごめんなさい、です。

これまた凄く良かったです。

明るく、爽やかな曲調です。それでも基本ディスコ風なアレンジはやはり確実にあります。

サビ+Aメロ+展開+サビ、の曲構成。随所に見られるストリングスのアレンジが相当利いています。これがソウル具合を強調しています。このアタックの強さはもしかしたらシンセによるストリングスかもしれません。『Jolie/Al Kooper』のサビ、あの劇的なシンセ音あるじゃないですか、あんな感じです。全然曲調は違うんですけど。

歌詞内容は、なかなか気持ちを見せてくれない彼、不安になつちゃうわ、でも私幸せかも、とA面に続きハッピーな感じです。

つーことで関係ないですけど『Jolie/Al Kooper』を。名曲です。なつかしぃ~。
http://jp.youtube.com/watch?v=Rb64tNQiFDU


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『ファンタジー/岩崎宏美』

2008 10/19 1:28

僕的レア・グルーヴ(285)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日も『岩崎宏美』です。今回、両面共完全にディスコ、明日現場で使ってOK。B面から取り上げようか、かなり悩みました。B面の方がノリがディスコでしたが、とりあえず逆らわずA面から取り上げます。

A面『ファンタジー/岩崎宏美』(1976)

作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平


Iwasaki_3

16を刻むハイ、スライドさせながらのギターのカッティングが気持ちよく、トゥルルトゥトゥ・トゥルトゥトゥの女性コーラスでスタート。Aメロからのコッコッコッコッなカウベル。どう聴いてもこれまた、完全にディスコでした。アイドルをディスコの歌い手にしたかった、としか思えません。しかしながら、岩崎宏美のビジュアルでディスコ、全く合いません。単純にクリエイターである筒美京平の趣味、としか思えません。

Aメロ+展開+サビ、の曲構成。間奏のストリングス、ピロピロなフルート、クラビ系のキーボードによる低音の音色、ドラミング、ブレイク、とにかくどこから切っても完全なディスコでした。

歌詞内容は、好きなのに別れなければならない悲しさ、を歌っています。『イニシャル入りの デニムのシャツ』、という歌詞に時代を感じます。

しかし当たり前ですけど、歌が凄く上手いです。

レコーディング音源もありましたがとりあえず・・・ギターがファンキーです。
http://jp.youtube.com/watch?v=la4vDGN6mAc


B面『パピヨン』

※クリエイター表記はA面と同じ。

これまたディスコでした。ギターがリフで周りにふれば、シンセがミョンビョンこたえます。

曲構成は、サビ+Aメロ+展開+サビ。展開のところでドラマーがハイを16で刻むところも印象的です。Aメロでのギロも良い味出しています。

バッキング、ノリというかリズムがかなりディスコでした。女性コーラスアレンジ、ペットアレンジどちらもディスコです。

歌詞に関しては個人的には全くでして・・・とにかくディスコでした。

70年代のディスコ好きなDJの方、もしいらっしゃったら『岩崎宏美』と、『郷ひろみ』のデビュー~75年ぐらいまでの楽曲を聴くといいかも、です。

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『センチメンタル/岩崎宏美』

2008 10/18 0:11

僕的レア・グルーヴ(284)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日も『岩崎宏美』です。

A面『センチメンタル/岩崎宏美』(1975)
作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平



Iwasaki_2

この、僕のような観点から聴かなくったって、ディスコでした。

ストリングスとペットのアレンジ、ベースアレンジ、ギターのカッティング、常に鳴りっぱのカウベルのコッコッコッコッ、誰がどう聴いたってこりゃディスコです。ど頭の伴奏から。特にサビでのギターのワウによるコード感。さらにはミョンミョンいってるエンディングでのシンセ音。女性コーラスワーク。

筒美京平、炸裂です。

曲構成は、Aメロ+展開+サビ。サビ前のチャカポォ~ンなギター、コレ、コレ!!コレ大事です。歌詞内容は、あなたに会えて良かった、今私は幸せの絶頂よ、という感じ。歌詞の中に、サビの最後に『17才』と歌うんです、何で17才なのかなぁ~、この時岩崎宏美が17才だったのかなぁ~、と調べてみたら、まさにそうでした。

音源です。
http://jp.youtube.com/watch?v=fJOvXNwTWXc

B面『そうなのよ』
※クリエイター表記はA面と同じ。

シャフルをハイが刻む、遅めのリズムなんですがね、ビヨンビョン言うシンセベース?クラビ系のキーボード?どっちかだと思うんですけど、これを使われるとやっぱりブラック度が増しますよね。特にAメロでのそれは凄くカッコ良いです。しかし、無意味なギターソロがラストの方で入ってしまい、個人的にはテンション下がります。ギターが好きな方には大変申し訳ないんですが、僕はギターソロが大嫌いなんです。『とりあえずギターソロ入れとく?感』を凄く感じてしまうのです。もっと言うとコード表現以外のギターに、魅力を感じないのです。要はリズムが好きなんですね。全楽器リズム表現であるほど好きです。

曲構成は、Aメロ×2+サビ。微妙にどうとでも取れる歌詞、なかなかです。

このジャケでのニットの柄、そしてこのロゴ、最高。


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『ロマンス/岩崎宏美』

2008 10/16 23:51

僕的レア・グルーヴ(283)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日から『岩崎宏美』が少し続きます。

A面『ロマンス/岩崎宏美』(1975)
作詞:阿久悠 作・編曲:筒美京平



Iwasaki_1

70年代初期の郷ひろみでやり残したファンキー&ソウルへの思いのたけをここでまた、新たな新人と共に筒美京平先生が具体的しようとしたかどうかは、勿論僕の想像でしかありません。75年のデビューから、78年の『シンデレラ・ハネムーン』までのシングル14枚中、ディスコ・ソウルな雰囲気ではない曲は、2曲ぐらいしかありません、勿論、僕個人的な意見であります。

この曲は、その観点から言えば気持ち『普通の歌謡曲』過ぎるかも知れませんが、メロのキャッチーさ、楽曲のバランス、ある種のオリジナリティーが際立ち、すばらしいと思います。

僕は小2。正直リアルタイムでの記憶はありません。が、なぜか聴いたことある、が、既に昭和の凄いところ。

曲構成は、サビ+Aメロ+サビ。ララララ~の女性コーラス、ポイント直前のスリリングなストリングスとペットのアレンジ、ワウを利かせたキャッ・キャッ・キャッ・キャッの4つ刻みカッティングギター、サビと間奏での16のタンバリン、Aメロでのベースアレンジ。どれをとっても僕の大好きなものばかり。ファンク・ソウル・ディスコ、に聴こえます。

歌詞は、気持ちを抽象的な表現でぼかすのではなく、直で具体的に、ストレートな表現にしたことが、このメロディーにはピッタリ。

すばらしい。

当時の映像です。
http://jp.youtube.com/watch?v=9Ri2WBBBBwc
レコーディング音源です。
http://jp.youtube.com/watch?v=ewpFTzoVBnE&feature=related

B面『私たち』
※クリエイター表記はA面と同じ。

キーボードのスライド奏法、軽快なペット、すばらしい。

Aメロ+サビ、と基本の曲構成。

これまた、サビから16のシャイカー。短いですけど間奏のセンスが最高です。ただ、普通に良過ぎてA面ほどのインパクトはありません。歌詞内容は、好きな人への愛する気持ちを表現した感じです。


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『ときめきの金色/麻実れい』

2008 10/15 23:30

僕的レア・グルーヴ(282)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー等)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は『麻実れい』です。

A面『ときめきの金色/麻実れい』(1976)

作詞:荒木とよひさ 作・編曲:馬飼野康二


Asamirei_2

ストリングス、ハープ、ハープシコード、からなる伴奏が終わると歌・ベース・ドラム、が同時に16小節を。その後ドラマーがリズムを刻んでAメロが始まるんですが、ココ!!ココが完全にフリーソウル!!!で・・・、

麻実れいって誰?

と思って調べたらやっぱり。顔の作り、歌い方がいかにも舞台な発声法から、もしやと思ってはいましたがやっぱり宝塚の方でした。

探すのに3時間ぐらいかかりそうなのでやめましたが、誰だったかなぁ・・・この曲のAメロとクリソツな曲が例の、90年代の定番オサレアイテムになったコンピシリーズ、『Free Soul』のどこかに入っていたんですよ。このコンピ好きの方なら、この曲が完全にフリーソウルな曲であることがすぐ分かると思います。いやぁ、すばらしい曲でした。ジャケに惹かれて賭けで買ってみましたが正解でした。つっても200円でしたけど。

曲構成は、完成度が高すぎて、あまり変化が無いように感じますが分けるなら、最初のプロローグ的部分+Aメロ+展開+Aメロ+サビ的展開+エピローグ的部分。歌詞内容も完全にイメージ、具体的に言いたいことはないように感じます。そこがステキック。

ピアノのコード感、カッティングに徹したギター。このギターは相当すばらしい。誰かは分かりませんが、日本のDavid T.Walkerと言っていいでしょう。

とにかくすばらしかったです。

B面『あれから少し・・・』

作詞:関川淳 作曲:広瀬奈津夫 編曲:轟田謹也

フルートから、そしてストリングスから、静かに始まります。

Aメロ+展開+Aメロ、の曲構成。派手さはないですけど、特筆すべき点もあまりありません。鉄琴の使い方が利いています。展開の部分も16のリズムになりこれまたギターが良いですね。演奏はA面と同じミュージシャンだと思うんですけど、このレコーディングでのギタリストはすばらしいです。誰なんだろう。

歌詞内容は、好きな人へ寄せる思い、でしょうか。

このジャケ写が十分和製レア・グルーヴィンですわぁ。

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『ボーイフレンド/山本リンダ』

2008 10/14 23:47

僕的レア・グルーヴ(281)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー等)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

今日は『山本リンダ』です。

A面『ボーイフレンド/山本リンダ』(1967)
作詞・作曲:遠藤実 編曲:只野通泰



Yamamoto

一聴でふる~って感じが伴奏の部分から漂います。ど頭の、

♪私のボーイフレンド♪

の歌いだし聴いた瞬間、倒れそうでした。瞬殺ですよ、コレ。ある意味気持ち悪いんですけど、それが良いみたいな・・・、なんつったら言いのか。

うん、おかしい、おかしいですね、はっきり言いまして。普通の歌い方じゃないです。『納豆歌唱法』とでもいいますか。ぬめぇ~、ねちょぉぉぉぉぉぉ・・・、っと歌います。なんだコレ!?!が正直な感想です。凄いインパクトで一度聴いたら忘れない何モノかが、この人の歌にはあります。それも何かこう、内側くる、何かです。これこそ、出そうと思って出せるはずもない本物の『個性』、なのではないでしょうか。

勿論、イケイケ・アゲアゲ・ダイナマイトなリンダ山本になる前の曲。『分かりやすい派手さ』で売った作り物個性より、こっちの方がずっと個性を感じます。いやぁ~、僕は感動しました。当時の視聴者はアホなのか?スタッフがアホなのか?日本人全体がアホが多いのか。まぁ、最後のでしょうねぇ。

もう一度言います、この時点で十分個性的ですばらしく、そして何よりいやらしいです。

テンポはゆっくり目の3拍子。曲構成は、Aメロ×2+展開+Aメロ。歌詞内容は、好きな彼氏に友達を紹介したらそっちにばっか目が行って冷たくなってきた、っていう歌です、が・・・。この歌い方で歌われたら、そりゃちょっと引くかも・・・いや、そ、そんなこと無いです。だ、だ、大好きです。

ワワワワ~やルルルル~の混声コーラス、木琴に鉄琴、ストリングス、ピアノ、昭和ですわぁ~。間奏、ブレイク、2番が始まる頭の歌い出し、またしても、ぬめぇ~・・・

とにかく  ぬめぇ~  でした。

B面『たそがれの渚』

A面と違い、頭から爽やかな昭和の雰囲気。気持ち悪さ(あっ、言っちゃった・・・)は無いんですけど、何か物足りない・・・、何故だ、何だ、何なんだ。。。

エレピの音色、エレキをスライド奏法で効果音的に使ったアレンジは、シンセがまだ一般的になる前のアプローチとしては大正解。

曲構成は、Aメロ+展開+Aメロ。歌詞内容は、あなたにもう一度会いたい、あの渚でのあなたが忘れられない、という気持ちをつづった曲。

えぇ・・・、この『何だ?何なんだ?!?』と感じてしまったことが既に、リンダイズムにはめられてしまっているという証です、きっと。

ジャケ写のこの・・・目力!!!!!


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『ジャット最終便/朱里エイコ』

2008 10/13 23:14

僕的レア・グルーヴ(280)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

今日は以前取り上げたことのある『朱里エイコ』です。

A面『ジャット最終便/朱里エイコ』(1973)

作詞:橋本淳 作・編曲:川口真


Syuri

ジェット機の離陸音SEで始まり、軽快にスタート。基本早めの8のリズム、ワウなエレキがチャカポコ、♪チュルチュチュー♪の女性コーラス、この時点でもう、ノックアウト。

リズムが遅めの16ではないのに、ソウルやファンクを感じた珍しい、和製レア・グルーヴソングです。

Aメロ+サビ+Aメロ、の曲構成。間奏でのエレピ、全体をカバーするストリングス、2番のAメロから倍で細かく刻み出すワウのカッティング・ギター、サビからリムショットに変えるドラマーのスネア。このスネアに音色がすばらしいんです。何だろ、ピッコロまではいかないけど、深胴でもない感じ。マスタリングが上手いのか。ベースがベンボンベンボンと2ビートで刻むにも関わらず、これまたソウルフル。してまたジェット機のSEでエンディング。

歌詞は、好きな人と別れジャット便に乗った主人公が何かに付け好きな人を客席で思い出す、という、未練タラタラソング。

B面『渚のハイウェイ』

※クリエイター表記はA面と同じ。

いきなりドラムのブレイクでスタート。ドラマー、最高です。スネアの音色がA面と同じだったらなお良かったです。と言うか、頭の伴奏部分でしかリムにしてないんです、そこはA面と同じ音色。なのでリムショットをもっと入れて欲しかった、が個人的感想。明るく、軽快な曲調で、これと言った特徴はないですけど、かなり良かったです。

Aメロ×2+展開+Aメロ、の曲構成。展開の部分がそのまま間奏のバッキングなんですが、ここがまたファンキー。当然、展開の部分、細かいベースアレンジになり16で絡むタンバリン、最高です。ストリングス系では低音のコントラバスがかなり利いています。

歌詞内容はA面とは逆、出会った2人は希望に満ちて良いことしか今のところ考え付きません、な雰囲気。『彼のタバコに 私マッチをつけたの』は羨ましいですねぇ。時代を感じます。喫煙生活20年ですが、元彼女や先妻に火をつけてもらったことは1度もありません。

ラストは、シャララのスキャットを繰り返し。すばらしいです。ユニゾンのギターソロが個人的には好きではないですけど。

しかしこれまたすばらしいジャケですねぇ。ピンクい色合いが何とも言えません。柄もトイレの芳香剤を思い出させますが、最高。タイトルの『ジャット』のロゴもすばらしい。

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『フリフリ/田辺昭知とザ・スパイダース』

2008 10/12 23:38

僕的レア・グルーヴ(279)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

今日は、当時を知る人は演奏レベル・パフォーマンス、共に群を抜いていた、と評価の高い『田辺昭知とザ・スパイダース』です。デビュー・シングルです。

A面『フリフリ/田辺昭知とザ・スパイダース』(1965年)

作詞・作曲:かまやつひろし 編曲:田辺昭知


Spiders

ドラムの連打とクラップで軽快に始まります。ギターはず~っと同じリフを刻み、基本的にリードギター以外はベースもドラムを全てユニゾン、全く持って新しいタイプの曲、だったのではないでしょうか。タイトルのセンスも良いです。歌詞がまた良いんです。『あたまにきたから エレキーひこうぜ』とか、『なんにもとりえはないけれど フリフリフリフリ フリフリフリフリ』など。いかにもクリエイターかまやつらしい、センスが最高です。曲構成などはありません、ほとんど全部一緒(笑)。作曲したと思われる部分は8小節分ぐらいだと思われます。それの繰り返し、またはそれの転調のみ。すばらしい。若いかまやつ、井上順、堺正章らが遊びながらノリで作ってしまったんだろうなぁ、というのが音源から伝わってきます。勿論良い意味です。

B面『モンキー・ダンス』

作詞:阿久悠 作曲:脇野光司

スリーブの裏には両曲のタイトルの上に、モンキーで踊ろう、とサブ・タイトルが書かれてあります。で、モロ『モンキー・ダンス』というタイトルを付けてしまいました。ある種凄いです。もしかしたら『モンキー・ダンス』という言葉自体が、とても新しい言葉と響きだったのかも知れません。しかしこの時期既に、阿久悠が活躍しているんですね。

ドラムというかリズムがすばらしい。遅めの16で、ほとんどドラムしか僕には聴こえてきません。アレンジ的にはスッカスカですけど、時代を考えれば仕方がないです。特筆すべき点は、作曲に関して、2番と3番の間に『展開』が生まれています。ギターの音色やエンディングにかけて同じ言葉を繰り返すなど、ビートルズやキンクスの影響が見られます。

当時、最先端をいっていてカッコ良かった、ということなんでしょうね。

ジャケを観ても、基本的には良いとこ育ちの連中特有の『俺等楽しみ方を知っているんだぜ』、具合が伝わってきます。因みに撮影に遅れてかまやつは写っていないそうです。

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『人間模様/金井克子』

2008 10/11 23:31

僕的レア・グルーヴ(278)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

昨日に引き続き『金井克子』です。やっぱり良いですねぇ。

A面『人間模様/金井克子』(1973)

作詞:有馬三恵子 作・編曲:川口真


Kanai2

もう、完全に『他人の関係』の続編的シングルでした。そりゃひとつ前のシングルが大ヒットした『他人の関係』ですから、引っ張られるでしょうねぇ。

ストリングスの調べ、フルートの調べ、エレピの調べ、シェイカーの調べ、コーラスの調べ、遅めな16の完全なるファンキー&ソウルなドラミング。言うことないでしょう。

『他人の関係』での『♪パッパ パッパッパ♪』が、『♪シャララララ トゥルルル~♪』に変わっただけ(笑)。ま、それもご愛嬌。曲構成は、シャララララ トゥルルル+Aメロ+サビ。前作からでしょうけど、気持ちロリボイスな歌い方、ウィスパーになりそうでウィスパーでもないボーカルはやっぱり最高で、日本版『Sylvia』と言ってもいいのではないでしょうか。

どうしょうもない気分屋の男を癪だけど好きになってしまった女の歌なんですけど、そんな歌だったのか?と。と言うか、どんな歌詞内容であろうと全く気にならないぐらいに(良い意味で)、すんなり溶け込んでくるボーカル、がやっぱりすばらしい、と言ったところ。

B面『粋に愛して』

※クリエイター表記はA面と同じ。

これまた渋いです、とっても。思いっきり抑えた演奏がウイスパーになりそうでならない金井克子のあえて弱いボーカルをグッと引き立てています。

曲構成は、Aメロ+サビ+エンディング。サビでスネアが弱く入る程度の地味さなんですが、使用楽器は相当でした。ドラム、ベース、ストリングス、鉄琴、ミュートしたペット、ペット、エレピ、フルート、オーボエ、僕が聞き分けられた種類はザッとこんなところ。もしかしたら他にもまだあるかも知れません。

2番に入る直前に、『ハァ~』という吐息もしっかり入っています。

昨日取り上げた『恋人たちの橋/金井克子』とは完全に歌い方、声質まで変えています。要は『他人の関係』がこの人にとってかなり人生の転機になった曲なんでしょうね。

歌詞内容は大人の女性の愛を表現。

ハズレないですね、この人の曲は、スベらんなぁ~、とでも言いましょうか。

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『恋人たちの橋/金井克子』

2008 10/10 23:51

僕的レア・グルーヴ(277)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

以前取り上げたことのある『金井克子』です。最高でした。

A面『恋人たちの橋/金井克子』(1971)

作詞:岩谷時子 作・編曲:都倉俊一


Kanai_1

ストリングス・細かいアレンジのベース・エレピと歌、で静かに始まります。すぐにシャッフルを活かしたスネア、バスドラが細かいドラム(勿論16)が入ってきてそのまま序々に盛り上がって行き、ラストまで突っ走ります。勿論16です。何だこれ!?!っつーぐらいに良いです。

ソウルですよ、ソウル。完全にレア・グルーヴでした。

Aメロ×2+サビ、の曲構成。サビで気持ち派手にストリングスが絡むぐらいで、何ですかね、差があるのにあんまりない風に聴こえるんです。でも、良いんです。ハイ。何だろ、ホント、不思議な曲です。Aメロとサビのメロが似てるんですかね。2番のサビではコーラスもゴージャスになり、ドラムもド派手になりたたみかけてきます。ベースはとにかく最初っから最後まで細かく動き捲くります。ラストは、これ以上ないっちゅうほどに盛り上げ終わります。歌詞は、まだまだ男女が自由に恋するということが、難しかったであろう事を感じさせる内容。『危ない橋を渡ってでも会いに行く、恋するこころは、理屈じゃないのよ』、と。人目を忍んで会いに行く、とあるので、不倫?とかですかね。また『恋するこころは 危険が大好き』、とも言っています。ん?ま、またしてもヤリ・・・。ありえますね、この人の場合。

ま、とにかくすばらしかったです。クリエイターも最高の2人ですねぇ・・・。

B面『別れの朝』

作詞:なかにし礼 作曲:Udo Jurgens 編曲:Steven Garrick

ラララの男性コーラス・ペット・ストリングス、からなる伴奏でいきなり始まるド頭、最高。そしてピアノのコードにギロ、これまたエロくて最高。歌が始まります。これ、地味に凄い曲です、これまた何て表現したらいいか、とにかくカッコ良いですよ、とっても。凄かったです、全体的に。

ラララの部分(伴奏)+Aメロ×2+サビ+吐息混じり+Aメロ+ラララの部分(間奏)+サビ+吐息混じり+Aメロ+ラララの部分(フェイドアウト)、という曲構成。とにかくドラミングがすんばらしいです。完璧にソウルです。キッチリ、ソウルですよ。最初のAメロでのギターは、フェイドインしてくるんです、しかも音量を大きくしながら。自分でコードを弾いてすぐに小指で音量上げる奏法あるじゃないですか、アレです、アレ。でサビではカッティングに徹します。そして間奏でのラララ、最高にファンキーです、特にペット・アレンジ。

テンポも遅いんですけど、とにかく激渋です。歌詞内容は、タイトル通り、なんですがね。当然曲調からもビシバシ漂う、昭和歌謡特有の報われない恋?愛?の感じ。昭和、最高。

因みに曲構成の部分で『吐息混じり』と記したところは、『心が ミ ダ レ ル カラァ~』と、吐息混じりに歌うところを指します。

例の、以前取り上げた名痴女ソング、おなじみの『♪パッパッ パパッパ♪』。をこの曲でも既に感じさせています。このシングルの方が先なので。

両面すばらしく、大満足でございます。ソウルファンの方は見つけたら即買いをお勧めします。しかし、作曲者は?外国曲のカバーなんでしょうかね。いや、その場合作詞の表記は『訳詩』になりますしね。

ジャケ写でのこの髪型。ペイズリーの柄。最高。

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『BYE BYE HORSE(MATA NO NA O TASSHADENA)/Mitchie(MATA NO NA O MIHASHI MICHIYA)』

2008 10/09 23:44

僕的レア・グルーヴ(276)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

今日は『三橋美智也』です。

BBYE BYE HORSE(MATA NO NA O TASSHADENA)/Mitchie(MATA NO NA O MIHASHI MICHIYA)(1979)

作詞横井弘 作曲中野忠晴


Mihashi

正直、なめてました。ごめんなさい。

僕世代でも、有名人だけどあまり馴染みがない・・・程度にしか思っていませんでしたが、軽く調べてみたら昭和を代表する大スター歌手なんですねぇ。驚いたことに自分の過去の曲をディスコバージョンによるリメイク(因みにこの曲は1960年、自身のヒット曲、『達者でナ』のリメイク)。両面良くて、どっちから行くか迷いました。

最高です、完全に昭和・演歌・民謡・歌謡レア・グルーヴ。

レコ屋でジャケを観た時に『なんじゃい?コレ・・・』が第一印象でした。勿論雰囲気から、サタデーナイトな例のアレのパロであることは分かるし、70年代後半のディスコであろうことは、直ぐに想像できました。しかしその時期は、『ディスコ』にすりゃ何だっていいんだよ、的に何でもかんでもディスコバージョンで出してましたから、正直ハズレも多いのです。これはそんなダメ群とは全く違いました。よく観ても、誰?このオッサン・・・ん?(下の方を見ると)『Vocal:MITCHIE (MATA NO NA O MIHASHI MICHIYA)』、とありました。あの、三橋美智也?さらに『Producer:TERRY (MATA NO NA O TERUCHI TAKESHI)』、と。これを見つけたお店は視聴可なので、これは聴いてみないと・・・、と針を下ろしました。

ブッ飛びました。伴奏も完全にソウルなんですが、頭の歌いだし『♪わらにまみれてョー♪』、が完全にファンク、どソウル、でした。勿論曲の終わりまでそのソウル魂は消えません。もうこの曲はここが全てと言っても過言ではありません。いや、アレンジ含めどこをどう切っても全てが『ソウル』なんですけど。

ストリングス、ペット、細かいベース、ギターカッティング、すばらしい。極めて日本的な、民謡・演歌の歌い方のままなのに、それを壊さず、その良さを残しつつのこのアレンジ力は、とにかく物凄いと思います。特に編曲という点においては、僕が聴いてきた中では最高、だと思います。

この曲のアレンジは、『ディスコ』ではなく、『ソウル』で、そこがより一層僕のツボに入ったんだと思います。

ATHE TOMBI/Mitchie

作詞矢野亮 作曲吉田矢健治

これは完全に『ディスコ』アレンジです。

同じく自身の1958年のヒット曲、『夕焼けとんび』のセルフリメイクです。勿論こっちも良いのですが、B面が良過ぎです。コーラスアレンジが利いています。また、曲そのものが、B面の方が自分の好みだったとも言えます。しかし、沢山の自分の過去の曲からこの2曲を選んだセンスがすばらしい。

そして、人気が下火になってきたから企画的に、という感じがしない、というかしてもいい、曲がカッコ良かったので。本人が心底ブラック・ミュージック好きであったことを願います。

なお、演奏は

TERRY TERAUCHI SUPER GRAND ORCHESTRA

(MATA NO NA O TERAUCHI TAKESHI SUPER GRAND ORCHESTRA)

だそうです。

ジャケ写、良い表情してますねぇ。心底楽しんでやっていたんでしょうね、きっと。とにかくステキックな音源に出会えて、何だか嬉しかったです。

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『裸足の女王/夏木マリ』

2008 10/08 23:43

僕的レア・グルーヴ(275)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

今日は以前も取り上げたことのある『夏木マリ』です。

A面『裸足の女王/夏木マリ』(1973年)

作詞:阿久悠 作・編曲:川口真


Natuki

軽快なペット、ギターのコード、ストリングスがかぶさりペットとユニゾン、その後エフェクトを踏み荒めのファズなワウでファンキーにギターがカッティングをかき鳴らす、タイトなベース・・・。ここまでがド頭の伴奏部分、歌い出しが『アッ アァ~』とエロくくればもう、これだけで何がしたいのか分かります。そうです、ファンクです(笑)。

曲構成は、Aメロ+展開+エンディング的な部分。全体的に、『ジャン ジャン』、や、『ダダッダダッダダッダダッ ダッダッ ダッ』など、ブレイクをふんだんに入れつつのリフが、よりファンキー&ソウル具合を強調します。

歌詞は、私は飾らない赤裸々な女 女豹なの 火のように燃えるわ、というある意味なんのこっちゃ?な歌詞内容でした。展開でのベースは凄い。

B面『野生の女』

※クリエイター表記はA面と同じ

これまた、ストリングス、ペット、鉄琴、による伴奏。ハイハットを中心としたサビまでのドラミング。頭っから入るタンバリン。またしてもソウルでした。そしてそして、曲構成は全くA面と同じ。しかも歌詞内容もほぼ同じ。しかもしかも、ここでも『女豹』という言葉が出てきます。。。ハテ・・・、こ、これは・・・もしかしてコンセプト・アルバム、ならぬ、コンセプト・シングル?

エンディング部分と間奏でのベースはヤバイです。物凄いファンク具合です。

そしてジャケ写、本人の意思ではないのでしょうが・・・絶対誘ってます。最高です。

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『明・る・い・よ/忌野清志郎&坂本龍一』

2008 10/07 23:23

僕的レア・グルーヴ(274)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

今日は『忌野清志郎&坂本龍一』です。B面から取り上げます。

B面『明・る・い・よ/忌野清志郎&坂本龍一』(1982)

作詞・作曲 忌野清志郎&坂本龍一


Imawanosakamoto

『い・け・な・いルージュマジック』は、僕世代の方は特に思い入れのある人も多いことでしょう。勿論、すばらしいアプローチで曲も良かったんですけど、当時から僕はこのB面ばっかり聴いていました。そして一人でよくこの曲をかけて踊っていました。『カッ』っていう乾いた、いかにも電子なスネアの打ち込みの音色、リズムに自分が踊らずにはいられなかったことが、自分でも驚きでした。打ち込みでも良いんだな、と。まぁ、この曲以前にも、『I Can't Go For That(No Can Do)/Daryl Hall & John Oates』で既に踊っていましたので、下地はありましたが。

曲構成は、サビ+Aメロ+サビ、と基本中の基本。単純な曲なんですが、どうにも後ろで鳴ってるシーケンスの音が最高にテクノでファンキーでソウルで踊らずにはいられませんでした。この電気が織り成すコンピューターゲームな、電子音の繰り返し。これがダメな人はダメなんでしょうけど。僕世代でもいます、こういう電気具合がダメだって人。僕はコレ大好きなんです。だからディスコやテクノが大丈夫なんでしょうねぇ。ダメって人は、ディスコもテクノもダメだと思います。

歌詞内容もイメージ先行で、正直そんなに重要とは思えず、『アッコちゃんも ユウコちゃんも さあ踊ろう』、『Loui Loui Loui Loire あ・か・る・い・よ』、『カナダから遥か彼方まで』、などの言葉遊びに近い感じの歌詞が並びます。極めつけは、『あ・か・る・い 農村!!(コーラス)』。当時ここで、一人大爆笑しました。当時この曲で『忌野清志郎』という人の存在を始めて知ります、おかしなミュージシャンがいるなぁ、と。

すばらしい曲です。歌詞以外はほとんど坂本の手によるものだと思われますが、テクノとロック魂のすばらしい融合による、ディスコだと僕は思います。

名曲です。

A面『い・け・な・いルージュマジック』

※クリエイター表記はB面と同じ。

僕が何か言うまでもない、超問題作。確かこの曲のCMも札束が空を舞ったり、2人がキスしたり、ジャケ写通りの、ほとんど浮浪者か?と思わせるビジュアルはかなりのインパクトでした。1982年と言えば、僕は中3で、まだまだ子供。『CULTURE CLUB』のBoy Georgeや、『Duran Duran』や、『JAPAN』のDavid Sylvian、などに熱中していましたから。このビジュアルのカッコ良さには気付けませんでした。今観ても古さを感じさせないビジュアルコンセプトだと思います。また、榊原郁恵が『ザ・トップテン』の司会をしていて、彼等の演奏が終わってカメラが彼女を捕らえると『完全に引いてる顔』、だったのが印象的でした。その日の彼等のパフォーマンスは、『もう、飽きたね』と坂本が言っていて、TV出演も最後を思わせる雰囲気。その言葉に笑顔だったけど明らかに残念そうだったのは清志郎の方で、演奏中最後の方では坂本のほっぺたをベロンベロン舐めてました、清志郎が。

同じメロディーを繰り返すこの曲は、演奏シーンの映像のせいか、随分とパンクに観え(聴こえ)、こんな音楽もあるんだなぁ・・・と思って観ていました。サビでのコーラス、『♪ヤァ~ヤァ~ヤァ~♪』、がグラムっぽくて利いています。

これまた80年代を代表する1曲です。

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『しなやかに歌って/山口百恵』

2008 10/06 23:28

僕的レア・グルーヴ(273)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

『山口百恵』はこれでひとまず最後です。

A面『しなやかに歌って/山口百恵』(1979)

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童 編曲:川口真


Momoe_15

まずド頭、違うけど爽やか過ぎて一瞬『銀河鉄道999/ゴダイゴ』かと思ってしまいました。シンセの雰囲気、ドラムのマスタリング具合が全くもってクリソツです。たまたまでしょうけど。

しかしこれが『阿木&宇崎』作品か?と思うほど、これまでの山口百恵ソングか?と思うほど、爽やかな曲です。サビの部分はさすがに僕でも聴いたことがあります。ちゃんと聴いてみたのは勿論今回が初めてです。しかし、単純に良い曲です。とっても。して僕にはやっぱりレアなグルーヴィンでした。

まずバッキング、リズム体が好きですしツボでした。テンポはゆったりなんですが『ドッドッ・タッ ドッドッ・タッ』を、ベースとドラムはほとんどユニゾン。キーボードというかシンセの音色がかなり重なり合い、4種類は聞き分けられました(因みに、鐘系・歯切れの良い音色系・ピヨンピヨン系・エレピ系)。随分重ねています。全編通して後ろで地味に鳴っている名前の知らないパーカスの音色、それからコンガ、とこれまた2種類もパーカスだけで使い、ちょっぴり夏、な感じも漂います。

構成も凝っています。サビ+Aメロ+Aメロ2+サビ前のちょっとした部分+サビ+サビ前のちょっとした部分、という曲構成。サビ、♪しなやかに歌って♪、の、『しなぁ』の部分、音程がグィ~ンと上がり、歌い方が難しいのですが・・・。こんな歌い方だったんだ、とちゃんと聴いてみて気付きました。

前彼を思う切ない歌詞内容なんですが、メロディーが爽やかなので一切切なく感じませんけど。繰り返しも多いですがラスト、転調したりと変化も怠りません。また、この曲の歌詞・メロ・アレンジ、全体的な雰囲気が『山口百恵・終焉』な予感をかもし出しているように、僕には感じます。そう言った意味では切ない感じの曲です。いよいよだなぁ・・・百恵ちゃんも、というような。なんか、上手く言えないんですけど。悪いイメージではないです。一番良い時にスパット辞めて、ある種伝説的な引き際として有名な引退ですが、そうでもないのかも知れません。発売は引退ではなく、恋人宣言約1ヶ月半前になるシングルです。なぜか来るものがあります。クリエイターは三浦友和とのことを既に知っていて、制作に挑んだのかも知れません。

結論としましては、良かったです。

夜ヒット映像です。音源と違ってベースがやたらファンキーですけど。
http://jp.youtube.com/watch?v=2JPixTgcOpo&feature=related


B面『娘たち』

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄

オープニング+Aメロ+サビ、の曲構成。かなぁ~り、渋い曲です。これは地味ですけどかなり良い曲、と思いました。それまではここで書いた、オープニングの部分はきっと『語り』だった部分だと思うんです。それが、このオープニングの部分は、ここでしかなく、最後まで出てきません。この出だしがかなり激渋なんです。ド頭の音がまた微妙な、なんとも言えない音から歌い出します。

ということは、と僕がこの時期の曲で感じる、ということは、予測はしていましたが間奏部分、『きっとギターソロ、そして演歌風になっちゃうんだろうなぁ・・・』、が見事に的中。ここだけが個人的には残念でした。

タメ、ブレイク、『♪ビ~ィ~ィィイ~~~ナス♪』の部分等、かなり歌唱力を問われる難しい歌ですが、しっかり歌いきっています。

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『シニカル/山口百恵』

2008 10/05 23:18

僕的レア・グルーヴ(272)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

はい、山口百恵です『山口百恵』では初めてB面曲から取り上げます。

B面『シニカル/山口百恵』(1979)

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童


Momoe_14

ハァ~、そうきましたか。これはすばらしい、驚きました。ついにレゲエが来ました。

A面、下で書いてますが、あまり良くなかったので、これはB面だけでも良くないとなぁ、なんて思って針を下ろしたら、やってくれました。流石にレゲエがくるとは予想だにしていませんでした。明日にでも現場で使えます、多分。これはこれでちょっとズルさも感じます。もう、このアレンジにしたら間違いはないですから、特に僕のようなブラック・ミュージック好きにとっては。

カウントを取るドラマー(多分)、南国風、裏を取るキーボードのコード、完全にそっちのベース・アレンジ。曲構成は、サビ+Aメロ+展開。カウベルやティンパレス、スティールドラム代わりに代用したと思われるシンセアレンジもあいまって、気持ちどうしてもレゲエの上辺だけをなぞって終わっているところがちょっともったいないです。とっても。否定、ではないです。好きだからこそこれをやるなら・・・、というファン心です。しかし、カウントとって始まる曲も買った中では初めてです。

また、山口百恵が歌っているから、かも知れません。難しいですね、レゲエを上手く歌うのって。いや、別に上手く歌う必要なんてないんです。レゲエってもの自体がそういうことなジャンルでもないんでしょうし。つたないことになるなら、その歌を、『唄』にしたいところ。そこには行っていません。そう考えると、表に立つ人間として、『山口百恵は不器用なアーティスト』という証でもあります。個人的には、不器用バンザイ、とも思っているので、それはそれで良い。『唄』、これです。

とにかく『唄』になっていれば完璧だったと思います。

A面『愛の嵐』

※クリエイター表記はB面と同じ。

4ビートとディストーションを利かせたエレキでゴージャスにスタート。ボーカルとピアノ、ストリングのみで最初のAメロを。曲構成は、Aメロ+Aメロ2+展開+サビ。

Aメロ2からロック調で行きますが、

ストンストンストンストンストン・・・・

が、無かったらただのロックな曲・・・。逆にここまでやられるとちょっとわざとらしいです。

♪コーンコーンこいけやスコーン♪や、♪ポリンキーポリンキー三角形の秘密はね♪などの、一連の佐藤雅彦作品の新しさ、変でおかしい、けど、とにかく絶対人に覚えてもらえる、インパクト重視、な路線も最初は良いと思います。確かにあの頃、それまでにあんなCMは無かったし。すばらしいアプローチでした。音、としてすばらしいです。ところが、もうみんながみんなそれをやり出すと、それは逆に意味が無い。最近だと『ソフトバンクモバイル ホワイト家族』のCM、ですかね。僕はあのCMが大嫌いです。観ているとイライラしてきます。あの手のアプローチを、いつまでやるんだよ、もぅいいわ、と。あぁいう意味不明のことやることが、新しいとか面白いとか思ってるセンス?って言うんですか。皆目僕には理解できません。しかもどんどんバージョンが進化?話が進化?してっているのを、得意気にしている感、がより一層僕をイラつかせます。

残念ながらそんな感じが少しします。佐藤氏のCMよりも全然前の曲ですから、リアルタイムで聴いていたら、述べたストンストンの部分も嫌味に感じなかったかも知れません。

ジャケ、酷いなぁ・・・。これだけ観ると変じゃないんですけど・・・。文句ばかりになっちゃいそうなのでやめときます。

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『美・サイレント/山口百恵』

2008 10/04 23:42

僕的レア・グルーヴ(271)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

はい、山口百恵です。

A面『美・サイレント/山口百恵』(1979)

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄


Momoe_13

良い曲って、やっぱり出だしの伴奏部分からしてすばらしいですね。まだ数秒ぐらいしか聴いてないのに、『あっ、これはもう絶対良いわ』、でした。僕には完全にレア・グルーヴでした。

曲構成は、Aメロ+展開+サビ+エンディング的部分。

ガットギターによるアルペジオとコーラスの伴奏から、『何コレ?カッケー!!』でした。どこかフラメンコ?スパニッシュ風味。メロディー自体も勿論良く、Aメロから最後までスライド奏法を利かしたベースがファンキー、展開部分でのエレピアレンジ、リフとブレイクで強調させるサビ~エンディング、間奏部分はほぼ『The Gipsy Kings』、完璧です。

歌詞もサビの、

あなたの○○○○が欲しいのです

燃えてる○○○○が好きだから

の部分が、まぁたなんていやらしいのでしょうか。この部分、歌は無いところがすばらしい。ちょっとわざとらしいけど。サビでのシンセ?電気アレンジも見逃せません。ラスト、Be silentを繰り返すコーラスワークもステキック。

美・サイレント(かなりファンクな演奏です)
http://jp.youtube.com/watch?v=lkbyI9iUVDs&feature=related


B面『曼珠沙華』

※クリエイター表記はA面と同じ。

暗く、アコギのアルペジオでスタートします。同じギターのアルペでもA面とは随分と違います。

曲構成は、Aメロ×2+展開+展開2+サビ。ある意味演歌風でもありハード・ロック風でもあります。展開からいきなりド派手なアレンジになる感じとか、なかなか良いです。展開2に入る直前から展開2の全編に入る、ストリングスの劇的さ、後半サビの後ろで地味に暴れるペット、ほとんどプログレなエンディング、など、良い部分沢山あるんですけど・・・。僕には土っぽ過ぎました。そして、曲よりタイトルにインパクトがあり過ぎでした。

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『プレイバックPart2/山口百恵』

2008 10/03 23:33

僕的レア・グルーヴ(270)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

山口百恵です。

A面『プレイバックPart2/山口百恵』(1978)

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄


Momoe_12

いやぁ、すばらしい。とりあえず良いことしか思い当たりません。メロ、アレンジ、歌詞、全ての点で僕の中では最高、です。とにかく良いと。

完全に、日本の歌謡界の歴史に残る代表作・問題作、でしょう。勿論、現場でかけても十分に対応できる曲です。

後ろで鳴っているベー音シーケンス、これは手弾き?いやぁ、まさか、でもシーケンサーだとしたらドラマーはクリック音聴きながら叩いているんでしょうかね?いずれにしろ、このシーケンサーによるピコピコ音が凄く良い味出してます。迫りくるようなストリングスアレンジもすばらしいし、ブレイク入りつつの曲構成も完璧なのではないでしょうか。『ちょっと待って PlayBack PlayBack』で全楽器ユニゾンでブレイクするんですが、そのシーケンサー音だけは残るんですよね。そこが最高です。で、2番のAメロでは消え、2番の同じところでまたそれが・・・。山口百恵を聴いてきて初めて感じる『電気具合』ですが、使い方がバッチリです。この年は、かの『YMO』が11月にファーストを出しますが、このシングルは5月に発売なので、こっちのが早いんですね。実にすばらしい、です。デジタルの導入具合が。やり過ぎてないし。

歌詞もすばらしい世界観を構築しています。『ちょっと待って PlayBack PlayBack』、もさることながら『馬鹿にしないでよ』など、当時小学5年生だった僕等(?)も学校で大流行。当時は気づきませんでしたが、『勝手にしやがれ 出ていくんだろ』、には完全にノックアウト。前の年に大ヒットした『勝手にしやがれ/沢田研二』にかけている訳です。当時としては物凄いアイディアだったことでしょう。

とにかく、最高。

『プレイバックPart2』
http://jp.youtube.com/watch?v=-AGamviF9_I&feature=related

B面『賭け』

※クリエイター表記はA面に同じ。

はい、何もないです。

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『乙女座 宮/山口百恵』

2008 10/02 22:59

僕的レア・グルーヴ(269)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

山口百恵です。

A面『乙女座 宮/山口百恵』(1978)

作詞:阿木耀子 作曲:宇崎竜童 編曲:萩田光雄


Momoe_11

すばらしい曲ですね。頭のエレキのリード音、シンセによるきらびやかな音色。大人で突っ張ったイメージで押してたところへこの曲の爽やかさ、Aメロのキャッチーさ、サビでのポップさは、当時新鮮だったのではないでしょうか。

曲構成は、Aメロ(+Aメロ付けたし部分)×2+サビ。女性コーラスが追いかけるAメロ、男性コーラスが『チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ チュッ~』と盛り上げるサビ。これまでにない山口百恵、これまでにない『阿木&宇崎・コンビ』な世界観を展開。

いろいろな男性の星座を、流星にのって星座を巡って、今は獅子座のあなたに夢中よ、といった歌詞内容なんですがね。綺麗に、

『私、流星にのって星座を旅しているのよ!!』

な表現ですが、これやっぱり浮気な女表現。いくら明るいポップス調の曲になっても、ヤリマン小悪魔表現は健在。

『乙女座 宮』
http://jp.youtube.com/watch?v=rsQvR7ZFkxE


B面『視線上のアリア』

※クリエイター表記はA面と同じ。

曲構成は、Aメロ×2+サビ。クラッシックの『G線上の~』にかけたんでしょうね。特筆すべき点は残念ながら見つけられませんでした。

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『秋桜/山口百恵』

2008 10/01 0:07

僕的レア・グルーヴ(268)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

しばらく山口百恵でいきます。70年代のシングルから僕が気になったもの、ソウルを感じたものを取り上げていきます。

A面『秋桜/山口百恵』(1977)

作詞・作曲:さだまさし 編曲:萩田光雄


Momoe_10

さて、『阿木&宇崎・コンビ』で3連続、2曲浮気して、また『阿木&宇崎・コンビ』に戻るのですが、その浮気なクリエイターの一人、さだまさしの作詞・作曲により、これまた超メガヒットしたシングルです。この年は『ウォンテッド/ピンクレディー』や『勝手にしやがれ/沢田研二』、などがヒットし、演歌路線では『津軽海峡・冬景色/石川さゆり』や『あずさ2号/狩人』(演歌ではないと思うけど)などがヒットした年でもあり、今思えば日本の歌謡・演歌界がかなり潤っていた時期だったなぁ、としみじみ思います。コミュニケーションツールなども今のようにありませんし、この頃『流行る』ものは、今では考えられないほど儲かったと思いますし、集中した、と思います。選択肢も今ほど、勿論ありませんでしたし。

全く、さだワールド全快で、曲に関しては何もありません。ただ言えることは、分かりやすく・覚えやすい、この作曲センスは、やっぱり上手いし、流石だなぁ・・・と思います。このシングルをこうして今大人になって買い、初めてちゃんと最初から最後まで聴いてみましたが、サビだけ、とか、Aメロだけ、とかではなく、全部のメロが頭に入ってる、というこのキャッチーさ。別に明るい曲でもないのに・・・。こういうことなんでしょうね、ヒットする曲の定義、があるとするなら。

秋桜
http://jp.youtube.com/watch?v=bhde7TW4dKE&feature=related



B面『最后の頁』

作詞・作曲:さだまさし 編曲:佐藤準

うん、良いですね。これまた、さだワールド全快の全開で。しかも僕が聴いてきた一連の『山口百恵』シングルで、『僕』という表現は初めて。心なしか発声法も気持ち『さだ』っぽいし。

とにかく、美しく分かりやすいメロです。アレンジや使用楽器にもこれといった特徴はなく、とにかく曲(メロ)そのものが立つように、その他の全ては控えられています。曲構成は、Aメロ+Aメロ2+サビ。

おっと、ジャケ写カメラマンが『久米正美』という人に変わっています。

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