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『WHITE WORLD/FRONTIER BACKYARD』

2008 11/16 23:42

僕的レア・グルーヴ(314)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

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今日はいきなりですけど『FRONTIER BACKYARD』を取り上げます。勿論、基本昭和で、アナログ・シングル盤ということにしているここですが、たまには良いかなぁ・・・と。

WHITE WORLD/FRONTIER BACKYARD(2004)

Album:FRONTIER BACKYARD』より

作詞TGMX aka SYUTA-LOW TAGAMI 作曲FRONTIER BACKYARD


Fron

この曲を初めて聴いた時の衝撃は今でも覚えています。

ほとんどアナログにしか興味がなく、CDをあまり聴かなくなって久しい、そして70年代を中心とした古い音源にしか興味がいかなくなった近年の僕ですが、ここ数年では間違いなく最高の1曲です。

下にリンクを貼りますが、これはPVがあるのでシングルカットしているのでしょうか。CDシングルを観たことないのでPVだけ作ったのでしょうか。

初めてFBYを耳にしたのは、当時付き合っていた彼女が僕に『Rock Motown/V.A』(2005)を聴かせた時でした。このCDに並んでいたのは、ある観点から観ればアーティストの名前の付け方が表している通り、『いわゆる良くも悪くも今時』なバンド群で、なるほどね、『いかにも今っぽいねぇ・・・』と、そんなにきませんでした。FBYも『I Want You Back』、『Golden Lady』の2曲で参加していました。全曲の中でも『I Want You Back』が一番良かったんですが、感想は結局述べた通り、でした。

the band apart』、『Back Drop Bomb、『BRAHMAN』、ちょっとポスト入るけど『toe』、など、渋谷系以降の2000年前後を、要は、それまでのオシャレ系と言われた世代の後の世代のオシャレさんをフォローしたバンド群。その流れを上手いこと引き継いでいると思うんです、FBYは。新旧入り乱れた感じ。

3年前ぐらいでしょうか。フラフラと新宿TSUTAYAのCDコーナーにて、派手なCDを目にしました。そういえば・・・あの『I Want You Back』は良かった、あのバンドだ・・・と視聴してみたんです。1曲目が今回取り上げる曲です。ブッ飛ばされました。TUTAYAの方には大変申し訳ない話なんですが、そのままヘッドフォンをはずし、返却、タワレコ(笑)へ向かい、買いました。

この曲は本当にすばらしいです。とりあえず良いことしか思いつきません。

70年代、80年代、90年代、あらゆる時代のあらゆる音楽を咀嚼し、オリジナリティー溢れる曲に仕上がっています。気持ちの良いギターのカッティング、シンセサイザーベースの使い方(80年代風でソウルやディスコも連想)、スピード感溢れるドラマーの細かいハイとここまで派手でいいんだ!!と思わされるドタバタ感(ロック、ファンク、ソウル全ての融合)、間奏で聴ける『青春』を連想させる懐かしさ(70年代風)と、流れるような隙間を埋めるギターのアルペジオ、曲のラストの方でリズムが遅くなり全体がスピーディーだったところに変化を持たせる展開(90年代~現在風)、とにかく完璧。

曲構成は基本的には、Aメロ+展開+サビ。

時期的にインディーレーベルなどと付き合いがあった頃、メロコア、スカコアのCDのジャケを仕事でいくつかやらせて頂きました。ギャラも安いのでライブ全て無料でOK、と言われるんですが(笑)、正直あまり行きたくなかったので極力行きませんでした。本当に申し訳ない話なんですが、僕はスカコア、メロコア、が大の苦手。あの、ドンカン・ドドカン・ドンカン・ドドカン、のリズムが嫌いで仕方ありません。このバンドの中心メンバー3人は『Scafull King』のメンバーですが、残念ながらスキャフルは全く理解できません。そんな僕が反応する訳ですから、このバンドの凄さが逆によく理解できます。我ながら。

全く関係ないけどこのバンドのメンバーは僕と同じ出身地、なんかうれしい。

アルバムとしても、アイディアから演奏技術、どれをとってもすばらしい完成度です。

PVです。
http://jp.youtube.com/watch?v=ZCq0HdhW3ws

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