« 『Don't Stop/i-dep』 | トップページ | 『人の性癖を笑うな』 »

『くちべに天使/菅野ます美』

2009 6/16 22:21

僕的レア・グルーヴ(441)

『Rare groove』
「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
ウチワイベントでの僕のインチキDJ選曲紹介も終わり、久しぶりに通常の、『僕的レア・グルーヴ』に戻ります。今日は『菅野ます美』という人です。全くの初見(聴)です。ジャケにやられ、でも下手すっと演歌かなぁ・・・でも200円だしなぁ、いいか、買ってみよう!!と、そういうわけです。



A面『くちべに天使/菅野ます美』(1976)
作詞:吉田旺 作・編曲:葵まさひこ



Kannoもう頭の伴奏の部分からしてやられます。やっぱり良いのって頭だけで分かりますね。

フルートですかね?出音の楽器は。そのリフに限りなく近い伴奏での旋律、

『チャラララ チャ~ラ チャッチャッチャッ ラ~(ボン・ベン・ボン)』

()内はベース+クラビ系鍵盤の低音ユニゾン。してペットも旋律には重なり、完全にソウルです。始まってほんの十数秒で、です。最高。

いきなり歌が、

♪カモン!!カモン!!カモン!! 寂しいオトコは よっといで~(ドドッド、ハァ~ア)×2

ときて、もう頭はクラクラです。しかもいかにもこの時期のソウルを感じさせるリヴァーブが、ボーカルと女性コーラスに。さらには、『よっといで』と力を入れて、ギリ、チーターなドスのきいた唄い方でくるわけです。なんというこのビッチ感。ジャケを観ながら、行っちゃおうかと思いましたよ、僕、寂しいオトコなんで、って何だソレ。

曲構成は、サビ+Aメロ+展開+サビ。

特筆すべきは、遅めの16でそれまでやってるんですが、ペットとドラムとベースがユニゾンで展開の直前、♪パララ パララ パララ パララ♪と音階の階段を下りてきて、いきなりスゥィングのリズムに・・・、オシャレです。展開での女性コーラスとクラビのアレンジがすばらしい。

出だしのフルートのフレーズが、頭、1番後、2番後、の3ヶ所、もっと出てきて欲しかったですが・・・。

歌詞内容は完全に年上姉御な、なぁんだろうなぁ、完全に飲み屋?キャバレー?で働く姉御ですよ。人生愚痴ってるより、明るく気楽にあたしと歌おう、踊ろう、といった内容です。

しかしこのデザインでランニングタイムは2分52秒っていうんですからねぇ、昔の曲は凄い。




B面『ふたりはバラ色の人生-ラビアンローズ-』
※クリエイター表記はA面と同じ。

演歌とオールディーズとジャズを掛け合わせたような不思議な曲でした。

チャンチャカチャン チャンチャンチャンチャン(ブレイク)

みたいな・・・。出音、聴いた瞬間は、ありがちな、なんてことない、僕のおじいちゃんが生前聴いていたような演歌?と思ってしまいました。なんか、♪ワワワワァ~♪って男性コーラスがしっくりくるようなアレンジというか、それは入ってないんですけど、思わずそう足したくなるようなっていうか。しかし、なかなかそうでもなかったです。

Aメロ×2+サビ的展開(+短いエンディング)

な曲構成。サビ的展開でのベースとドラムのアレンジがカッコ良いです。

歌詞内容、A面のそれとはうって変わって、”かわいい女心”を歌っていて、『唄い方』から『歌い方』になっていました。ビッチ感はゼロ。この変貌ブリ、まさにご立派。


ジャケ、最高!!




ここで載せている画像などを使う場合は、プロフィール欄のアドからご一報を。





|

« 『Don't Stop/i-dep』 | トップページ | 『人の性癖を笑うな』 »

音楽」カテゴリの記事