« 『人の性癖を笑うな』 | トップページ | 『1980/Gil Scott-Heron & Brian Jackson』 »

『ひもつき/しばやよい』

2009 6/28 14:17

僕的レア・グルーヴ(442)

『Rare groove』

「80年代の中頃、イギリスのDJ『Norman Jay』が、70年代・JB等の影響をモロ受けしたであろう、たっくさんのソウルやファンクの音源を掘り起こし、自身のラジオ番組で流したことが始まりである」、とされています・・・。

転じて、

レコード屋にて『ゴミ』の山とされているコーナーから(主に100円コーナー)、僕だけの『宝』を掘り起こし、その中から僕的には『明日現場で回してもOK』な音源を発掘する行為。

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

今日は『しばやよい』という人です。はい、初見(初聴)です。ジャケが完全に僕の心を鷲摑みです。値段をみると・・・100円ではないです、300円でした。でも300円ですよ?買いますよ、だって安いもん。中・高校時代700円でシングル盤を買っていた時代の人間ですから。これまたたとえ300円でも夢のようです。しかもタイトルが“ひもつき”ですよ。買いますよ、そりゃぁ。


A面『ひもつき/しばやよい』(1975)

作詞:吉田健美 作曲:杉本真人 編曲:市久&十三海里


Shibayayoi完璧でした。明日現場で対応しうる音源でした。

さすが300円。

最初から最後まで完全に僕にはファンクでした。

唯一難点を無理に言うなら、極めて個人的なことで申し訳ないんですけど、ギターソロですかね。僕はギターソロが好きではありません。音色や早弾きが無条件に好きじゃないのです。

コードを生かしたギターソロとストリングスからフニャフニャ始まったと思ったら、すぐにソウルフルなカッティングをギターが刻みだし、ファンキー&ソウルなグルーヴ、(ン)ダ・ダ・ダ・ダ・ダ×2のリフ直後に歌が、しかも、ド頭、

♪あたいの彼氏はろくでなし♪

です。すばらしい。しかも巻き舌気味に歌うビッチ具合はやり過ぎていなくて、なぁんだろう、日本版ベティ・デイビスの妹、みたいな・・・。歌と同時に入るパーカッション、これが全編に渡ってポコポコなってます。ベースアレンジ、これまた最高で完全に黒、ギターも基本的にはずっとカッティングで黒。3番後にギターソロの間奏があります。ここだけかなぁ・・・個人的に気になった所は。でももうここまで黒いなら十分です。

曲構成は短い塊が5つ、5番まであります。塊の内わけは、

Aメロ風な部分×2+サビ的な部分。

Aメロ風な部分では、歌というより語りに近く、サビ的な部分で『♪いやだねェェェ~~いやだよォォォ~~♪』と伸ばしたメロでして。この差が全て、です。短い中に差を作るとしたらこれしかないという。3番のサビ的部分から、ストリングスが入り盛り上げます。あたりまえですけど歌も非常に上手く、エフェクト含むマスタリングも良かったです。

歌詞内容は、タイトル通り。彼氏がダメ人間って話です。

B面『ふりむかないで』

作詞:吉田健美 作曲:杉本真人 編曲:馬飼野康二

僕にはいわゆる8のブルース、そう聴こえました。

いろいろな意味で可もなく不可もなく、といったところでした。

ここで載せている画像などを使う場合は、プロフィール欄のアドからご一報を。

|

« 『人の性癖を笑うな』 | トップページ | 『1980/Gil Scott-Heron & Brian Jackson』 »

音楽」カテゴリの記事